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自律神経4つのパターン

自律神経4つのパターン

 

1,交感神経、副交感神経の両方が正常に働いている状態

 

交感神経の働きにより、朝の目覚めも良く、今日1日元気で、高い集中力や適度な緊張感を保ちながら 、

 

副交感神経の働きによる 落ち着きやリラックス感も保っている状態で、睡眠も熟睡出来ている状態で、

まさに心身ともに絶好調といえる状態です。

 

 

 

2, 交感神経が働き過ぎて、 副交感神経の働きが低下している状態

 

ストレスを抱えている人に多いタイプで、交感神経が優位なため、緊張や興奮を呼び起こし、

 

血流も悪く、筋肉も硬く緊張した状態が続いているため、慢性的な痛み、コリなども有る事も多く、

 

副交感神経によるブレーキが効かないため焦りやイライラを感じやすくなります、

 

また寝付きが悪い、眠りが浅い、夢をよく見るなどの睡眠問題も有り、朝目覚めても疲れが取れていないため、

 

健康状態にも悪影響を及ぼしている可能性も有ります。

 

 

 

3, 副交感神経が働きすぎて、交感神経の働きが低下している状態

 

車で言えば、ブレーキ役の副交感神経が働きすぎていて、アクセル役の交感神経が、働きが弱くなっている状態のため、

 

アクセルが 踏み込めず、何事にも、やる気や集中力が発揮出来ず ブレーキの効きも強すぎるので、

 

眠気やだるさ、気分がふさぎ込み憂うつな状態にもなる事も有ります。

 

 

 

4, 交感神経と、副交感神経の、両方ともが低下している状態

 

自律神経の有効な働きが失われている状態で活動自体が困難になっている状態、

 

常に疲れていて、ぐったりしている状態。

 

 

 

当院では、自律神経を調整する事を行い2,3,4,の方を、1,の状態にまで戻していく事を目指していますので、回数、時間は必要です。

 

 

参考文献「眠れなくほど面白い自律神経の話し/日本文芸社/小林弘幸」